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2014年8月28日(木曜日) テーマ:出来事

現実にノートPCの前に座り休むことなく変化しているマーケットをご覧になっていると直ちに注文をする衝動が生まれる事も多いと思います。

しかし、はっきりしない衝動で売買することは、決してしてはいけません。

ご覧の通り、為替相場は四六時中、休みなくいずれかの市場が動いているし為替レートも常時、変動しています。

 

しかし、だからといって立て続けに売り買いをするとそれだけ損失を被るリスクが高くなってしまいます。

言うまでもなく、エントリーの回数を重ねることによって、結果的に稼げる可能性が50%、50%になります。

 

けれどもこの事実は「明確でないアイデアで注文」することとは別の問題です。

 

注文回数を重ねるということは、自分が「ここは勝てる」と思える勝機を得られたうえでの売り買いの回数を重ねるという事です。

 

ただ、休む間もなく注文を積み重ねるのとははっきりと違います。

 

外国為替相場の駆け引きに臨むには、自分が深く考えてメリハリをつけることが重要です。

 

「ここはいける」と思えたマーケットの時には、迷うことなく所有ポジションを買い増して、徹底的に儲けを追求します。

 

「何となく分からないマーケットで、どうなるか思いつかないな」と思った時は、執着しないで保持ポジションを閉じて放置します。

 

このくらいのけじめがあったほうが結果的にエントリーはうまくいくものだ。

 

市場の金言には「休むも相場」という言葉があります。

 

まさにその通り。

 

為替とは何も常に売買ポジションを保持する事が肝心な事ではなくどの売買ポジションも保有せず待っている事もFXです。

 

それならば、どの場面で、休めばいいのでしょうか。

 

最初に考えられるのが、先述した通り、今の外国為替市場がはっきりと見通しがきかない時ですこれからどちらにいくのかわからないような時は、ヘタに動くと、自身で作ったストーリーとは反対の方向に外国為替市場が向ってしまい、損してしまいます。

 

だから、そうした時はポジションを整理してそのまま静観しているのがいいだろう。

もうひとつの場面は、あなた自身の体調が思わしくない時です。

体調と為替相場に関係がない思う投資家もいますが現実には思ったより影響します。

体調が悪い時は、外国為替市場の大切な場面で冷静な判断を下すことが出来ない場合が多くなります。

関心がわかない時はトレードから目をそらす事も大事なことだ。